あの頃の私を愛してくれたあなたは、今の私を知らないひと。
ラ・ラ・ランド観ました。そしてその主演のライアンが出ているコメディの方も観ました。
コメディ、ナイスガイズのほうがよかった。
ラ・ラ・ランドは、わりと素直なストーリーで、そのくせ最後の終わり方が悲しすぎて、私はたまらなかったです。おい、慣れ親しんだ素敵なラブストーリーの雰囲気で、でも結論だけは結局、すごく『現代的』だったし、ラブじゃなくて人間の成長の話じゃねえか!そこはかとなく切ないし、しんどい!映画の中でくらい、夢を見させてほしいのに。
ラ・ラ・ランドのラストをずっと考えてる。お互いのために、お互いへの愛情に生きて、なのに、ほんの数年ですれ違う。あのときこうしていたら、の後悔?いや。あのときの2人の関係が、あの頃の自分たちカップルのことが好きなだけで、純粋に相手のことをずっと愛していたわけでも、愛していけるわけでもないよね。
結局、あの人を好きだったあの時期の自分が好き、なだけなんだ。いろんなことに一生懸命で、人を好きになることにも一生懸命だった、あのころの自分。
あの頃の私を知ってるあなたは、今の私を知らないひと。
という切なさを抱きしめました。
なんかこの曲もセットで思い出して切なくなってました。あー、あかん!