全速力でビッチだったころに戻ろうとする初老。奮闘中。

毎日の記録と、いよいよ到来する四十路に向けて体づくり、現役に復帰することを目標としたブログ。

無くしたアクセサリー。それはあなたの不注意ではなく誰かの優しさかもしれない。

いろいろあって、ここ2,3ヶ月で愛用のアクセサリーを売りまくった。

メルカリで恐怖体験もしたのでそれもそのうち書きたいけど、アクセサリーを整理、売っているとき、ひとつ気になるものを見つけた。もしや、25年近く前の?4℃のパールリング。18k。これは、私のモノではないのに、私の手もとに15年くらいあった気がする。

なぜ、私はこれを15年も持っていたのか。と思いながら売った。


私のモノじゃないんです。姉のモノ。
しかも、姉から貰ったわけじゃない。

当時社会人なりたてくらいの私に、母が言った「これ、あんたが持っててくれない?」かわいいデザインのパールリング。姉のモノだと私もわかってた。「これがあると、なんだかあの子思い出しちゃうような気がするから、無いほうがいいと思うの」

 

これ、姉が人生初カレからもらったリングなんだよね。4℃が人気全盛期のころで、ティファニーのオープンハートや4℃のアクセサリーをよくプレゼントされてた気がする。


姉と大学4年間付き合っていた姉カレは就職先の配属が地方に決まり、卒業と同時に遠距離恋愛になった。別れるかなーって思ってみてたけど、なんだかんだグズグズ続いて、姉が彼の勤務地に行く、ってなったときに「やっぱ来るな」って言われた。たぶん、現地に新しい女がいたんだと思う。その、来るな宣告があった日、姉は相当に荒れた。家族にバレバレな感じに荒れた。もともと姉に対してそんなに愛情深いカレではなかったと思う。「俺が好きなら痩せてくれ」って姉にけっこう過激なダイエットを強要したり、見てくれをすごい気にする男性だった。こいつ、姉ちゃんのこと幸せにしない男だ、と感じてたから、別れたことにはよかったとしか思わなかったけど、別れ方がな。クソだろ。明日行きますっていう日に来るなって。

結婚する気の、「こっちに来い」からの「やっぱ来るな」は本当にキツイ。20代後半女子・遠距離恋愛・お付き合い歴6年にそれはマジですごい痛手。しかも結局、電話のみの別れ話で終わったから、バカみたいに姉は引きずった。それも見ていてけっこうキツかった。

そんな男からもらった指輪。なんでか、お母さんは捨てられない。という。あんた持っててよっていうか、隠しておいて。せっかく新しい彼と前向きになってるときに、思い出すようなものを目に触れさせたくない。という母の気持ちを汲んで、私が預かった。

 

それから、ずっと部屋の片隅に在ったわけ。すげえ縁起悪いじゃん。さっさと捨てるか売るかすればよかった。

あれ、どこいったんだろう?無くしちゃった?っていう持ち物。それはあなたの手もとにあるべきじゃなくて、どこか違うところにあったほうがお互いしあわせかもよ。っていうモノなのかもしれない。自分が気づかないうちに、他人の優しさや配慮でどこかに行っちゃった、あなたの元から消えた、そんなアクセサリー。探さないであげて。そのほうがきっとしあわせだと思うから。