40過ぎた女が、猛烈に求婚されるの巻。
物好きとしかいいようがない。。
けど、めっちゃ求婚されている。
でも、決心がつかない私は、たぶんしあわせになれないほうの人間。
こんないい人と一緒にいたら、「俺の人生はこんなはずじゃないんだー!私はクズが好きなんじゃー!」って叫んで発狂しそうな気がする。
はー、うかうかしてられない年なのに、まだ土俵際いっぱいで粘り腰。寄り切られない私は幸せに縁遠いって思う。ダメだー。ダメだー。なんか地に足がつかなくて。もうダメ。ほんとに。
爪がえげつない。
7月に骨折&内出血死した足の親指の爪。
左は順調に回復していたものの、右は不幸が重なり、化膿まではいかないもののかなりよくない状態だった。お医者さんからできるだけ温存しろと言われていたので毎日テーピングして剥がれないようにしていたものの、、、とうとう剥がれた。
ぎゃー!なにこれー!なにこれー!!!
新しい爪と呼ぶには見るも無残な、、、なんか貝殻の模様みたいに茶色くグラデに変色した爪のようなもの、と、先のほうは爪が生えていたはずだったところが指になっていた。爪の大きさ(長さ)がおそらく、いままでの半分になった。
もう一生サンダル履けない気がする。きれいに生え変わると言ってくれる人もいるけど、私にはそんな美しい未来が思い浮かばない。
写真載せたいけどエグすぎて載せられない。。。!
しかも痛いし。
ビオチンとかコラーゲンとか飲みまくって、タンパク質摂りまくってがんばる。いつかまたサンダルが履ける日がくるように。
今すぐ降りたい。
私に現役復帰なんて、無理!
いまモヤモヤしてる案件、降りたい。
いまさら恋愛なんて私にはできない。無理だ!
相手が言ってくれたことがうれしいけど、そのあと態度が変わっただけですごい落ち込むし、この先一生このひと私のこと好きになってくれなさそう、って思って絶望的な気分になる。自分のことを好きになってくれないひとをなんで好きになっちゃうんだろう。
今までも、自分を好きになってくれなさそうなひとを好きになったことがないから、こんな不安定な気分で日々を過ごすこと、なかった。
10代の頃は同じひとになんども振られるみたいなこともできたけど、それってやっぱり心も体もタフだったからで。。そして人生上、その人以外は自分からコクって振られるようなことは1度もなかったから、振られるような相手を好きになったことがなかったから、免疫がない。
玉砕したっていいじゃない!っって言われるけど、嫌なんです。。まじでそんなの、嫌。。玉砕したら、その人とどうやって接したらいいんだよとか、もうあえなくなるのかと思うと、なにもできずに右往左往。まじで一喜一憂。こんなことになるなんて。。
こんなつらいもんだとは。ふつーにひとを好きになることがこんなにしんどいとは。この年になって初めて知るとは。なんだこれ。ぜんぶこれまでの人生で知らなかったことだ。したことのない経験させてもらって、ありがとうと思うべきなのかな。
ひとの不倫話をみると、思い出す。震えながら夜中走ったこと。
昔、結婚してたころ、元夫の出張があまりにも不自然なので、彼が寝ている間に、カバンをみてしまったことがある。男のケータイとか、盗み見ないがポリシーだった私的には、意を決した行為だった。
結果、封筒から出てきた出張先の宿泊手続きの書面に「一室2名様利用」の文字と相手の女の名前も丁寧に、偽名なしに書いてあった。
証拠…。と思って、条件反射的に、その書類を持って深夜、コンビニまでダッシュ、震える手でコピーをとったこと。
頭のどこかがすごく冷静で、ああやっぱりなぁ〜って思ったこと。私との関係はそこまで悪くなかったけど、私も心のどこかで彼のことを愛してなかったんだな、って。そしてそのとき、自分にも少しばかり心ひかれる人が存在していたこと。
だから、責める気もそんなになくて、でもただただ証拠として、コピーをとった。
いま、元夫がしあわせだったらいいと思う。私との組み合わせより、今のひととのほうがしあわせなら、本当によかったと思う。私、ダメな妻だったから。
それにしても不倫の話ばっかだから、やっぱ思い出してしまうな。もうとっくに過去のことで、なかったことと同じだけれど。
無くしたアクセサリー。それはあなたの不注意ではなく誰かの優しさかもしれない。
いろいろあって、ここ2,3ヶ月で愛用のアクセサリーを売りまくった。
メルカリで恐怖体験もしたのでそれもそのうち書きたいけど、アクセサリーを整理、売っているとき、ひとつ気になるものを見つけた。もしや、25年近く前の?4℃のパールリング。18k。これは、私のモノではないのに、私の手もとに15年くらいあった気がする。
なぜ、私はこれを15年も持っていたのか。と思いながら売った。
私のモノじゃないんです。姉のモノ。
しかも、姉から貰ったわけじゃない。
当時社会人なりたてくらいの私に、母が言った「これ、あんたが持っててくれない?」かわいいデザインのパールリング。姉のモノだと私もわかってた。「これがあると、なんだかあの子思い出しちゃうような気がするから、無いほうがいいと思うの」
これ、姉が人生初カレからもらったリングなんだよね。4℃が人気全盛期のころで、ティファニーのオープンハートや4℃のアクセサリーをよくプレゼントされてた気がする。
姉と大学4年間付き合っていた姉カレは就職先の配属が地方に決まり、卒業と同時に遠距離恋愛になった。別れるかなーって思ってみてたけど、なんだかんだグズグズ続いて、姉が彼の勤務地に行く、ってなったときに「やっぱ来るな」って言われた。たぶん、現地に新しい女がいたんだと思う。その、来るな宣告があった日、姉は相当に荒れた。家族にバレバレな感じに荒れた。もともと姉に対してそんなに愛情深いカレではなかったと思う。「俺が好きなら痩せてくれ」って姉にけっこう過激なダイエットを強要したり、見てくれをすごい気にする男性だった。こいつ、姉ちゃんのこと幸せにしない男だ、と感じてたから、別れたことにはよかったとしか思わなかったけど、別れ方がな。クソだろ。明日行きますっていう日に来るなって。
結婚する気の、「こっちに来い」からの「やっぱ来るな」は本当にキツイ。20代後半女子・遠距離恋愛・お付き合い歴6年にそれはマジですごい痛手。しかも結局、電話のみの別れ話で終わったから、バカみたいに姉は引きずった。それも見ていてけっこうキツかった。
そんな男からもらった指輪。なんでか、お母さんは捨てられない。という。あんた持っててよっていうか、隠しておいて。せっかく新しい彼と前向きになってるときに、思い出すようなものを目に触れさせたくない。という母の気持ちを汲んで、私が預かった。
それから、ずっと部屋の片隅に在ったわけ。すげえ縁起悪いじゃん。さっさと捨てるか売るかすればよかった。
あれ、どこいったんだろう?無くしちゃった?っていう持ち物。それはあなたの手もとにあるべきじゃなくて、どこか違うところにあったほうがお互いしあわせかもよ。っていうモノなのかもしれない。自分が気づかないうちに、他人の優しさや配慮でどこかに行っちゃった、あなたの元から消えた、そんなアクセサリー。探さないであげて。そのほうがきっとしあわせだと思うから。